側頭動脈炎

怒ったり、頭が痛い等のイラストで、

こめかみにスジが走っているようなもの、ありますよね。
でも、実際の場面で「こめかみの血管が腫れている」を
観察した場合、これは要注意なのです!
 
まず、こめかみに走っている動脈の名称は、
浅側頭動脈(センソクトウドウミャク)」。


体表に近いところを走行していて、脈の触知が可能な動脈です。
メガネのツルのあたりになりますね。
(余談ですが、メガネ業界ではツルのことを、「こめかみ」を意味する
[temple](テンプル)とよぶそうです☆)


この浅側頭動脈が赤く腫れ上がり、拍動性の強い痛みを伴っていたら、
『側頭動脈炎』の可能性が高く、とても危険です!
側頭動脈炎は、原因不明の自己免疫疾患。
40歳過ぎで、男女比は女性の方が多いかなという疾病です。


どうして恐ろしいのかというと・・・
この側頭動脈は、眼球自体の栄養血管である「眼枝」を分枝しています。
炎症が進みに眼枝まで影響が進むと・・・
 
ひと晩で失明してしまうことも・・・・!!!
 
「頭が痛くって・・・」
こんな訴えを耳にしたら、こめかみを観察!
忘れずにチェックしましょう☆

 

 

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