お待たせいたしました!
久しぶりの山内先生語録です。
今回は、かなり怖いケースを考えていきましょう。
意識レベルがストンと落ちた!
「こんな時に限ってペンライトがない!!瞳孔が確認できない!どうしよう(@_@;)」
大丈夫、
落ち着いて瞼を開けて左右差がないか確認しましょう。
「え?ペンライトがないのに?」
大丈夫、大丈夫、
その方の顔が見えるということは、それなりの明るさがその場にあるということ。
ということは、その明るさに応じた瞳孔に縮瞳しているはず。
左右差があれば、大きい方の瞳孔が十分に縮瞳できていないということを指し、
大きい方の動眼神経のトラブルが示唆されます。
(大脳が腫れて、動眼神経を圧迫しているのかも!)
すぐさま、『脳神経外科』に連絡を取りましょう。
意識レベル低下の場合、『神経内科』を第一選択にしがちですが、
瞳孔左右不同の場合、一刻を争う事態です。
ここは間違えないようにしてくださいね。
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