「本物の看護がしたい!セミナー」第8弾
「アンガーマネジメント」×「訪問看護師」(3/15)を開催いたしました。
【セミナー内容抜粋】
アンガーマネジメントとは、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないように
なること。怒らないことではない。
「怒り」とは、身を(大切にしていること・譲れないこと・家族等)守るための感情(防衛感情)
私たちを怒らせるものは『誰か』や『できごと』ではなく、理想(こうある「べき」)と、
現実との間にあるギャップ。
負の感情(悲しい・怖い・疲れた・お腹がすいた・不安・・・)に自分の中の『べき』 が着火剤となり
怒りの炎が大きくなる。負の感情を大きくしないように、「自分のご機嫌を取る」ことも重要。
怒りのピークは長くて6秒。その間をやり過ごすことができれば、反射的に怒りを表出してしまうことは
防ぐことができる。
①怒りの点数をはかる(10点満点でどの程度の強度なのか)
②落ち着く言葉(コーピングマントラ)を唱える。←自分が穏やかになれる言葉を考えよう。
近くにいる人にこそ、言わなくてもわかるはず、こうするべきでしょ!と、「べき」が強く出てしまう。
家族や同僚であっても、対話を重ねなければ本当のことはわからない。
アンガーマネジメントは心理トレーニング。1回で習得できるものではなく繰り返しの練習が重要。
【アンケートより抜粋】
・暖かい雰囲氣で大変楽しい、有意義な時間でした。
アンガーマネジメントについて、もっともっと学びたいと思います。
・言うべきことは言う、しかしそのタイミングですね。「べき」についても、確かにそうあっては
いけないと思いながらも、心の奥底のどこかにある医療者としての「べき」が出ていることがあります。
参加して本当に良かったです。
・「自分をご機嫌にする」ことの大切さを知ることができ、今後の生活に活かし、楽に過ごせるのでは
ないかと思いました。
講師の方々が魅力的でお話を聞いていて興味深かったですし、ホストさんの笑顔の進行にとても
和ませていただきました。このシリーズの勉強会に始めて参加しましたが、初回から参加できなかった
ことが悔やまれました。(ホストより:ありがとうございます!!)
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