山内先生のセミナーより『胸に刺さった言葉』をご紹介します。
1.「目に見えることでしている気になってはいけない」
「ケアとして手を動かさないと、仕事をしていない気がする」
気持ちはわかりますが、それでは学生さんの「困ったときの環境整備」と同じ。
看護は目に見えることだけではありません。
観察も、またあえて手を出さないことも看護です。
目的を見失わないようにしましょう☆
2.「自分がわかっているということを、どうやってわかってもらうのか」
訪問看護はひとりで行う仕事ではありません。
自分では わかっていることも 共通の言葉に置き換えて外に出さなければ、
わかっていることすら伝わらない。
どうやったらわかってもらえるのか、ここを考えなければいけませんね。
3.「記録をして、それで仕事が完結する」
仕事は自己満足で終えてはならない。記録は仕事をしたことの証。
それに「根拠」を加えられてこそプロの仕事!
4.「モニタリングとは眺めることではない」
数値を眺めていてもモニタリングにはならない。
モニタリングとは、連続的な判断を繰り返し行っていることです。
また、異常があったことだけを記しても、平常がどうであったか記録されていなければ
「このときはこうだったのですね」としか言えません。
普段はどうだったのかという記録も、大きな意味を持っているのです。
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